こんにちは! Koba(@koba_kigyo)です。
副業情報サイトKoba-Blog管理人兼サラリーマン起業家として、サラリーマンとして会社に勤めながら株式会社2社のオーナー+個人事業主として様々な事業を行っています。
今回はサラリーマンの副業として人気が高い『民泊』について・・・
という疑問にお答えします。
ちなみに2019~20年時点で民泊の月平均売上が30~40万程になっています。民泊自体は管理会社に全てお任せなので完全なる不労所得です(^^♪
【この記事でわかる事】
・民泊運営をする上で大きなリスクであるゲストの破損行為についての対応策や非常に大事な保険について学べます。
記事を読む時間:3-4分程度でサクっと読めます。
民泊を始めたいけど不動産をまだ持っていないという方は住宅ローン活用して初期投資ゼロで投資物件を得る方法やサラリーマンの副業にオススメの戸建投資【初期投資が安く低リスク】をご覧ください。
Contents
民泊ゲストに設備を破損された場合の対応方法
そもそも民泊とは?
民泊(みんぱく)は、旅行者などが、一般の民家に宿泊することを一般的に意味する日本語の表現で、特に、宿泊者が対価を支払う場合に用いられる。 日本の法律では「住宅宿泊」などと呼ばれ、住宅宿泊事業法を含む観光政策の用語として「民泊サービス」も使われている。
出典:Wikipedia
2018年に6月15日民泊新法(住宅宿泊事業法第14条)が施行されました。
今まで俗に言う「ヤミ民泊」が蔓延っていましたが、この民泊新法によりほぼ一掃された状況です。
これから民泊を立ち上げたい方は必ず市町村の許可を得てから開始しましょう。民泊新法は違反すると非常に重たい罰則が設けられています。
民泊についてもっと知りたい方は2020年も民泊はまだ儲かる?利益は?月収は?【札幌市副業編】や【サラリーマン副業検証】民泊を経営するには資格は必要か?をご覧ください。
民泊は壁や窓、設備をゲストに破壊されることがある
まずは結論から。
ゲストの破損、汚損行為については保険で対応するという流れになります。基本的にオーナーの手出しは必要ない事が殆どですのでその点は心配不要です。
いつか必ず訪れる「ゲストによる破損行為」
これは世界各国の不特定多数のゲストを宿泊させる為、どこかのタイミングで発生してしまいます。
ゲストの破損はオーナー側でコントロールできるものではありませんので、このリスクについては保険でカバーを図る必要があります。
【主な破損・汚損行為】
・壁を汚された
・壁に穴を空けられた
・窓を割られた
・ソファーが破けた
・ベットが壊れた
・水を出しっぱなしで水害が発生
などなど挙げればきりが無いほどです。
保険・補償にはいくつか種類と適応範囲がある
民泊で適用できる保険及び補償は大きく分けて4つがあります。
「火災保険(建物・設備)」「責任賠償保険」「ゲスト請求」「airbnbホスト補償」です。
火災保険(建物)
家を借りたり買ったりする場合に必ず加入する「火災保険」。これが実は物凄く使える保険です。
契約内容により適用範囲は違いますが、仮に家を買った場合に加入している火災保険は大体下記のような破損でも適用されます。
【一般的な火災保険(建物)の適用範囲】
・家具の移動中に壁が破かれた
・子供が壁に穴を空けた
・外から石が飛んで窓が割れた
・台風で外壁に破損
などなど。
*自分もしくは家族などが破損した箇所については「特約」がついていないと補償されませんので契約内容を要チェックしましょう。
例えばゲストが窓を割ってしまった場合などは、火災保険(建物)を使用し補償を受ける事が出来ます。
火災保険(設備)
次は火災保険でも設備類についての保険です。
恐らく殆どの方が設備に関する火災保険は入っていないと思います。
民泊を開始する場合は必須ではありませんが、ソファーやベッドなどが破損される可能性がありますので入っておいた方が良い保険です。
【一般的な火災保険(設備)の適用範囲】
・ソファーが破かれた
・ベッドが折れた
・冷蔵庫が壊された
・洗濯機が壊れた
などなど。
民泊開始する際に揃えた設備類は基本的に火災保険(設備)でカバーできますので安心ですね。
責任賠償保険
次は「責任賠償保険」について
これは火災保険とはちょっとニュアンスが違い、基本的には民泊で発生したほぼ全ての被害がカバーできます。
ですが、火災保険とは重複請求は出来ませんのでイメージは下記の通りです。
【賠償保険の保険適用の流れ】
火災保険(家・設備)で保障されなかった
⇩
賠償責任保険で補償する
この「賠償責任保険」は注意点があります。
【請求方法の違い】
●火災保険
被害発生 ➤ 業者へ見積り ➤ 保険会社へ申請 ➤ 保険会社から支払
●賠償保険
被害発生 ➤ 業者へ見積り ➤ 加害者(保険契約者)へ請求 ➤ 加害者(保険契約者)が保険会社へ請求 ➤ 保険会社から被害者へ支払い
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、「火災保険」は直接保険会社へ請求するのに対して「賠償責任保険」は被害者(あなた)が加害者(保険契約者)に請求し、加害者が保険会社へ請求する形になります。
つまり賠償責任保険はあなた本人が入っていても適用する事が出来ず、請求できる個人か法人が賠償責任保険に入っていて初めて請求できるという事になります。
ゲスト請求
次は「ゲスト請求」について
民泊で発生した破損・汚損は基本的にゲストへ請求を出す事が出来ます。ゲストが壊したものですので当たり前と言えば当たり前ですね。
ですが、ほとんどの場合ゲストは支払いに応じる事はありません。
もう二度と関わることが無いオーナーにわざわざ払う親切なゲストは少ないという事ですね。
airbnbホスト補償
ゲストが請求に応じない場合「airbnbホスト補償」に移行します。
民泊を行う上で必須のエアビーですが、集客力があるだけではなくバックアップ体制が非常に優れています。
破損が認められゲストが請求に応じない場合はエアビーが代行して補償をしてくれます。
詳しくは公式サイトのairbnbホスト補償をご覧ください。
『保険は使う事で初めて価値が出るものです』
豆知識・『火災保険』は物凄い便利な保険
知っておけば得をする『火災保険』について補足。
家を購入した際、ほぼ100%火災保険に入っていると思います。火災保険は名前からすると火災にしか使えないイメージですが、実は壁の損傷などかなり幅広く使う事が出来る物凄い便利な保険です。
風の強い日に、外に置いていたスコップが風に飛ばされて、壁に傷がついたなどでも適用可能です。
もし家をお持ちの方は、もしかするとご自分の家でも使えるかもしれませんので【火災保険は物凄い使える保険!】住宅を購入した方必見。をチェックしてみてください。
火災保険は何も民泊の時だけに使えるという事ではありませんので、破損が起こった場合は積極的に使いましょう!
まとめ・民泊はまだまチャンスあり!
民泊は民泊新法が2018年6月に施行されたばかりの、まだまだ新しい分野の事業です。
物件の取得や設備への初期投資が必要とはなりますが、不労所得化する事が可能な為、サラリーマンの副業に適した事業と言えます。
殆どの場合が通常の賃貸不動産投資よりも高利回りを得る事が出来る為、その点も非常にオススメなポイントです。
これから不動産を始める方は民泊も選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。