こんにちは!Koba(@koba_kigyo)です。
今回は僕も所有している『野立て産業用太陽光発電投資』についてご説明します。
野立て産業用太陽光投資は「手間がほぼゼロ」「初期投資がほぼ必要ない」という事もありサラリーマンに人気の投資になっていますが、実際のところ太陽光ってどうなんだろう?と疑問に思っている方へ、実際に投資をしているKobaが太陽光投資のメリット・デメリットをリアルにお伝えします。投資判断の参考になれば幸いです。
【この記事でわかる事】
太陽光投資とはどういううものか?
どのくらいの収益があるかがわかります。
Contents
サラリーマンの副業にオススメの太陽光投資
そもそも野立て太陽光とは?
●野立て太陽光のイメージ図
野立て太陽光と聞いてパっと頭に思い浮かぶ方は意外と少ないかもしれません。
街中ではまず見る事は出来ませんが、郊外に行くと道路沿いの空き地に太陽光パネルがずらっと並んでいるのを見たことがあるかもしれません。
あれがまさに野立て太陽光です。
太陽光投資って儲かるの?損しないの?
まずは結論から!
年間の収支で言うとはっきり言ってそんなに儲かりません!
天候不順な年だと若干マイナスになる事も十分ありえます。
言い方を変えると太陽光発電投資でガッツリ儲かるのは『設置業者』と『パネルメーカー』です。
投資物件として購入する個人はほとんど利益が無いのが現実です。太陽光投資はそんな甘い投資はないという事ですね。
ではなぜ私は投資しているのか?
確かに年間収支でみると初年度~15年目までは±0~十数万みたいなものなのですが、16年目~20年目は年間200万~250万円(売電単価21円)ほどの利益を生み出す投資物件に変わるからです。
そして21年目以降は太陽光が壊れて発電しなくなるまで、電力買取企業へ1kwあたり数円で販売できると考えています。仮に6円/kwだとして発電効率が年0.3%づつ落ち込んだ場合でも年間40~50万程が壊れるまで毎年収入になり続けるという事です。
太陽光発電がマイナス収支になる場合
注意しなければならない事は太陽光は収支がギリギリで設定されている為、天候不順になった場合、持ち出しが必要になる場合があるという点です。
2017年の北海道は農産物への影響が出るほど歴史的な天候不順の年となりました。その年は太陽光シミュレーション値の約70%程で終わっています。仮に2017年に投資していた場合、規模にもよりますが数十万/年の持ち出しが必要になった事でしょう。
数十年、数百年に一度の天候不順はそれ程起きる事ではありませんが、日光を必要とする以上天候不順が起こった場合のリスクを頭に入れておく必要があります。
太陽光投資には必須!消費税還付
そして、それ以上にメリットとしてあるのが『消費税還付』が使えるという事です。
消費税還付についてはこちらで説明していますのでご参照ください。
一言で言うと、消費税還付とは土地を除く設備の消費税が現金で戻ってくるという事です。
◆消費税還付金額イメージ◆
例えば設備代が2000万円で消費税が10%だった場合、180万円程度が戻ってくるというイメージです。
支払いタイミングは2019年に購入したものは、2020年4~6月頃に税務署から指定した口座へ振り込まれます。
この現金はあくまで太陽光ローンで購入していますので、もちろん自分で用意したお金ではありません。手持ち資金を用意せずローンで購入したにも関わらず現金が入手できるのです。
そして私はこの資金を次の不動産の頭金に使用し資産形成を加速させています。
太陽光投資は元手はいくら必要?
どんな収益構造かは何となくお分かりいただけたかと思います。では、実際に買うのにいくら手持ち資金があれば良いのか?
◆必要資金◆
基本的には初期投資ゼロで可能です。しかし支払いサイトのタイミングによっては初回のローン分を持ち出さなければならない可能性がある為、その場合は大体15万程度の用意が必要です。
太陽光を購入するのは殆どの方がジャックス・アプラス・イオンなどの『太陽光投資ローン』を使用して購入します。
もちろん、生活金融公庫や地場の金融機関から融資を引き出すのも良いでしょう。しかし、スルガ銀行事件から不動産類への融資は非常に厳しくなっており、尚且つ太陽光はアパートなどの不動産よりも収益性が悪い為中々融資が通らない状況が続いています。
その点、太陽光投資ローンは年収300万程度の方でも条件によっては頭金無しで使える場合もありますので、融資が通れば基本的には手出しゼロで購入が可能です。
*融資可否についてはその方のバックボーンが非常に重要になりますので年収300万程度だと融資不可になる可能性もあります。
しかし注意しなければならないのが、電力会社からの売電振込とローンの支払いタイミングにどうしてもズレが出てしまうという点です。売電振込が先になればいいのですが、大体の場合ローン支払いが先に来てしまいますので1か月分のローン金額を用意しておく必要があります。
処分はどうするの?
太陽光投資は非常に長い期間の投資となりますが、いずれは設備の処分が必要となります。
パネルの寿命は大体30年ほど、パワコンは10年程度と言われています。
その為30年程度で太陽光設備を処分する必要が出てくる可能性があります。
◆処分方法◆
①鉄くずとして処分
②再生パネルとして中古で販売
③設備+土地ごと中古太陽光設備として販売
今後売電単価が下がり新規設置が難しくなっていく状況で、今後は中古市場が益々増えていく事が予想されます。その為、固定買取期間が終了した後に中古で転売するという事も可能でしょう。
完全に故障して動かなくなった場合は鉄くずとして処分するか、パネルの再生が可能であれば再生し海外へ転売するなど、恐らくその手の業者が今後出てくると思われます。
20年の固定買取すぎたらどうするの?
太陽光発電投資は国の固定買取制度を元に計算されています。
固定買取制度は20年間と決まっており、その後は実際のところ未確定な状況です。
ですが既に民間の電力会社が戸建住宅の電力買取を始めているように、固定買取期間が過ぎた太陽光発電からの買取事業を始めるものと考えられます。
その単価は恐らく6~7円程度と見ていますが、こればかりはそのタイミングが来てみない事にはわからない状況です。
20年を過ぎた太陽光は既に支払いも終わっていますので仮に買取単価が1円だったとしてもしっかりと利益を稼いでくれる投資物件となります。
どこで買うの?
太陽光を実際に買う場合はほとんどの場合がパッケージ(設備+土地付き)された物件を業者から買うというのが一般的です。
グーグルで「太陽光」「投資」などで調べてみてください。いくつかのサイトが出てくるかと思います。
パッケージ化された物件ではなく、自分で太陽光用の土地を探し、太陽光に精通した設備業者に依頼する事が出来れば、パッケージ化されたものよりもはるかに安く建てる事が出来ます。
その労力をかけられる方は自ら探される事をオススメします。仮にそれが可能であれば自らが販売業者側になる事も出来ますので、事業として独立させる事も可能かもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
太陽光投資は残念ながら取得後直ぐに大きな収益を発生させるタイプの投資ではありません。
しかし、手間がかからず、頭金がほぼ不要で、尚且つ現金が入手でき、15年後には年間200万程度の収益が発生する投資物件となります。私の場合は子供が丁度大学に行くタイミングで収益化を図れるので大学の資金にとも考えています。
そして、ほとんどの太陽光ローンが団体信用保険に入っていますので、仮にあなたが亡くなった場合は配偶者などに借金が無くなった状態で引き継がれます。生命保険代わりになるという事です。
もちろん投資ですのでマイナスになる可能性もあります。その点を考慮し自分に合った投資なのか慎重に検討してみてください。
その他太陽光投資について色々記事にしていますのでご参照ください。
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